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今年は寒いようで、2回目の雪が降りました。それと一緒に寒さに弱い自分は今年2回目の胃痛で土日寝込んでましたorz毎年のことなんで放っておいたのですが、今回さすがに身の危険を感じたので医者に診てもらった所、胃潰瘍と胆嚢の炎症の疑いがあると…orz そんなに神経すり減らしてる覚えはないですよ?まあ、検査の必要はないとのことなんで、しばらく大人しくしてます。

寝込んで暇だったので、懲りずに山岡荘八氏の『伊達政宗』を1巻から読み返し読み返し。何度読んでも輝宗パパンの親馬鹿っぷりが可愛くて仕方ないです(違)。息子の為に寺一つ建てたり。正に蝶よ花よな扱いで。きっと虎哉師匠いなかったら政宗もお姫になりかねなかった…。
親世代とかもとっても大好きです(いきなり何?)。輝パパと義姫ママンのかみ合わない会話とか。真田家は幸隆爺様と勘助の腐れ縁とか。国親パパはそれこそ一代記を本気で読んでみたくなるほど波瀾万丈な人生で。パパは御所様に幼くして親を亡くしたのを不憫に思われて、姫のように育てられてれば良いかと(痛)。きっと姫若子の遺伝子はその辺りから来てるんですよ…。元親と盛親の親子二代の話があるんですから、国親パパ入れて三代記にしてくれれば良いのに。誰か『土佐物語』から書き起こしてくれませんかね?
…どこまでもマイナーな頭ですorz

リハビリ兼ねて久しぶりに行事ネタで小話を。ショートショートで2本立て。
行事物と言ったら十勇士はもう定番にorz
果てしなくオチのない勢いだけの話です。そしてチカが若干気の毒。



その1

「佐助ー、いい酒入ったから雪見酒でも洒落込まねー…」
ビュンっ!
「うお!!(避)何だ今の…?種子島の玉か?」
『避けるな鬼!豆が当たらぬではないかっ』
「三好のチビ共…ってあれ豆かよ!?掠っただけで血が出たぞっ。大体、何で俺がお前達に狙撃されなきゃいけねーんだよ!?」
「今日は2月3日だよ。節分も知らないのチクビ?馬っ鹿じゃない」
「節分ぐらい俺も知ってらぁ小助っ。それと俺が蜂の巣にされるのとどう関係が…」
「決まってるだろ、『鬼は外 福は内』だよ。アンタ、西海の鬼でしょ?だったら鬼は鬼らしく、豆まかれて出てってよね」
「そりゃ完全に言いがかりだ…ってうわっ!!」
ビュンビュンっ
「小助…長曾我部の殿を狙えば良いのですね?」
「於才もかよ…ここんち/真田家の破壊魔四人勢揃いじゃねーかっ」
「我が主が、一年の無病息災を願うために豆をまけと命じました。主が為、禍の鬼はこの豆で滅殺します…」
「おい、完全に趣旨が違うだろーが!!大体、俺が西海の鬼なら、お前等の主人/幸村だって紅蓮の鬼だろっ」
『ああ、それは』
「別物ですね」
「何?」
「『福は内 鬼も内』。アンタは追い出す方の悪い鬼、幸様はお迎えする方の鬼に決まってるでしょ?」
「結局そっちかよ!?」

天上天下唯幸独尊ですから。

 

その2

「はいはいっ、終わった豆まきはさっさと拾って片付ける。力一杯投げて壁にめり込んだのも、自分で責任取ってぬいといてね~」
「それより猿飛、豆はまだか?」
「それより佐助、早く食べたいぞ」
「あ~分かった分かった、ほらやるから手出して」
ザラザラ
「たったこれだけか?」
「ひいふうみい…12粒しかないではないかっ」
「だって、豆は年の数だけでしょ?文句があるなら、早いとこおっきくなれよ」
『う…』
「次は小助、15粒ね」
「へいへい」
「於才は22、豆まきご苦労さん」
「しかし、鬼役の長曾我部の殿に逃げられたのは悔しいです」
「…(本気で殺る気だったんか)小六は20、さっき見たら天井も豆で穴あいたから、後で修理頼むな…」
「だからまく役、こいつらにして欲しくなかったんですよ…」
「仕方ないでしょ…。甚八は24っと。絶対屋根裏の鼠に食わすなよ?また大量に増やしたら今度は鼠と一緒に駆除するからね?(にっこり)」
「う…分かった、増やさない、鼠(フルフル)」
「鎌之助は27、十蔵は25、真田の旦那は17で、海野のセンセイは…」
「ああ、一山でいいですよ(にこ)」
「え?一山って…」
「佐助君も数えるの大変でしょうから、一山ですませましょう。私もそんなに大量に豆は食べられませんし」
「(一体いくつなんだろこの人?)」

軽く一升瓶ぐらいはあります。

『真田家の日常』

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